2014/10/31

類人猿舎へ向かう道のりで出会った動物たち /釧路市動物園 〈北海道の動物園をめぐる旅 その15〉

類人猿舎への向かう道のりには、動物の展示場が数々あり、いろいろな動物に会えます。

まず、
ハクトウワシ。
威厳があります。



行った時、ちょうど鳴いていました。



ハクトウワシ舎の斜め向かいにあるのは、ニホンザルさん達のサル山です。
オス27頭、メス42頭、今年生まれた赤ちゃん5頭、合計74頭。
今年の2月に15年以上ボスザルとして君臨していたリキ君が他界し、今はNo.51のサルが引き継いでいるようです。


子供は子供同士つるんでおります。


大学生の方が学芸員実習で作られたという掲示版。


こちらも、同様に別な方が実習で作られた掲示版。

どちらも見やすく、ニホンザルのことがよく分かるようになっています。


サル山の隣は、猛禽舎です。
猛禽舎には、ハヤブサ、ノスリ、オオタカ、シマフクロウのケージがありましたが、
皆様ちょっと奥の方に鎮座していらっしゃいました。
かろうじて写真を撮れたのは、シマフクロウのボーボー君7才。


そして、猛禽舎のお隣はアメリカバイソン。

木陰でお休み中のポロロさん11才。


オスの頭の骨が展示してあります。
角までついており、けっこうリアルですね。



お隣は、トナカイさん達。

中学生の方々が作成した今年生まれた赤ちゃん情報が掲示されており、トナカイベビーが7頭いるようです。それぞれ名前の由来が載っており、菊水、准一、京香、前田、ギネス、デナリ、タケシ、と、出身地だったり、俳優さんだったり、お酒の銘柄だったり、とのことです。

こちら↓の奥の方にたくさんトナカイさん達がおりました。

白っぽいトナカイさんもいるんですね。


トナカイはシカの仲間で唯一、オスもメスも角があるそうです。
そして、オスとメスそれぞれの角が展示してありまして、違いがよく分かるようになっています。
 メスの角

オスの角


そして、次が類人猿舎です。

date:2014.9.30
location:釧路市動物園

2014/10/30

再び北アメリカチーム カナダカワウソとアメリカビーバー /釧路市動物園 〈北海道の動物園をめぐる旅 その14〉

ホッキョクグマ舎を後にし、正門の反対側の北門付近の類人猿舎へ向かいます。

道すがら、カナダカワウソ舎を覗くと、
仰向けで寝ているではありませんか。

これは、リッキー君ですかね?
写真を撮りましたら、黒くなってしまい、肝心の仰向け姿がよく見えません。
写真家の方々からはダメ出しでしょうが、ここはカメラの感度をすごく上げて、撮りなおします。

こんな↓感じです。
無防備な寝姿。
鋭いという爪もよく見えます。

もう1頭の方は...
こちらで寝ておりました。あちらがリッキー君だとすると、こちらはチャッピーさんでしょうか。

さて、
ぱくぱくタイムの時は、あまり時間がなく見れなかった掲示板をあらためて拝見です。
カワウソとビーバーについていろいろな情報がありました。

絶滅してしまったニホンカワウソについての紹介。
カッパのモデル...
2本足で立ったりするので、カッパを連想したのでしょうか、昔の人は。
日本の河川に今も生息してたら... と想像するに、絶滅してしまったのは残念です。


カワウソとビーバーの住まいについての紹介。





掲示板を挟んで、菊丸君のビーバープールがあります。
菊丸君は人間が嫌いだそうなので、
そぉーっと見ますと、泳ぎながら枝を物色中。

やがて、水際に上がって、枝を食べ始めました。
カリカリっと、良い音がします。


端の方からリズムよく、器用に枝を持ちながら、淡々と食べていきます。
立派な住まいも作れるようになったことだし、お嫁さんが来ると良いね!
というか、我が道を行くという感じの個性的な菊丸君なので、ファミリーになったらどんな感じか是非見てみたいです。

しばし、菊丸君の食べっぷりを見ていましたが、
あまり邪魔をしても悪いと思い、ビーバー舎をお暇し、類人猿舎へ向かいます。

date:2014.9.30
location:釧路市動物園


2014/10/29

正午のミルクさん /釧路市動物園 〈北海道の動物園をめぐる旅 その13〉

猛獣舎は見るべきところが多く、ホッキョクグマ舎へ戻ってきたのは12時を少し過ぎた頃でした。

ミルク嬢は、というと、
プールからの上がり階段のところで、プールに浮かぶガス管に向かっての飛び込みを思案中のようです。
↑ここの先にガス管が浮かんでいるのですが...
行ったり、戻ったり、立ち止まったり、あくびしたり...
と、溜めます。すぐには飛びません。

そして、ジャーンプ!!

満足のジャンプでしたか?  ミルクさん。

すぐに、陸に上がります。

上がったところから、右端へ向かった後Uターンで戻ります。
その顔は、満足の出来かな!?

そして、砂場に着きました。
散々遊んだので、一休みですか?
ミルクさんの歩いた足取りが地面に残っていて、足形模様になっています。

眠そうです。

ミルク影絵。

ペロッ。

コテッ。

しかし、また手前側を歩きます。
右端まで行って戻ってきて、中央左側で立ち止まります。

ここで腰を落ち着けるようです。

この後、
近くのペンギンプールを少し覗いてから戻ってきてみると、

砂場に戻っていました。
やっぱり、そちらが居心地良いですか?


ミルク嬢がまったりしてきたところで、
この場を離れ、他の動物を拝見しに行きます。

date:2014.9.30
location:釧路市動物園

2014/10/28

アムールトラ・ココア嬢に会う。 / 釧路市動物園 〈北海道の動物園をめぐる旅 その12〉

11時30分、午前中のぱくぱくタイムがすべて終わりました。
ホッキョクグマのミルク嬢がプール側に出ているのは13時までとありましたので、ホッキョクグマ舎に向かいたいと思います。

レッサーパンダ舎から、来た道を遊園地方面へ戻っても良かったのですが、別な道がありそうなので、そちらから行ってみます。
道の先は、猛獣舎がありました。
アムールトラとライオンの獣舎です。

偶然にも、飼育員さんがアムールトラのココア嬢の写真を撮っていらっしゃいました。そのお隣から失礼して、写真を撮らせていただきました。
大好きな飼育員さんなのでしょう。じーっと見ています。

その後、切った木の上に座りながら、歯で木の皮をむしり始めます。
飼育員さんは、「やっぱりそこがいいのか...座り心地が良いみたいなんですよね。」とおっしゃっておりました。
歯研ぎ?なのかと思いましたが、ココア嬢は木の皮を食べていました。
飼育員さんは、ココア嬢に向かって「不味いでしょう」と話しかけていました。


生まれつき足が不自由なココア嬢ですが、檻の端から端まで、タタタタっと速く走ったりもしていて、もっと見ていたいところですが...

猛獣舎の施設を見てみます。
猛獣舎の脇には記念撮影スポット、今日の日付入りのスペースがありました。
タイガ君とココア嬢と一緒に撮影。
ココア嬢は今は亡きタイガ君と双子で生まれたのでした。

どっちがどっちでしょうか?

 ココア嬢のお部屋の外側。素敵な感じです。

タイガ君とココア嬢の紹介。たくさんの写真が展示されていました。

室内展示場では、タイガ君の写真がたくさんの綺麗な花とともにありました。
今なおタイガ君のことが皆さんの心に刻まれているのでしょう。


アムールトラに関する情報もたくさん掲示されていました。
トラ全体の生息数が、100年前の10万頭から現在の5千頭前後であることや、アムールトラの野生下頭数が少ないこと、トラ5種類いるうち、なぜ釧路でアムールトラを飼育するのか、飼育しているアムールトラの血統情報など、詳しく掲示してありました。


しばし閲覧した後、
入ったところと反対側の出入り口から外へ出ます。

タイガ君とココア嬢の父上リング君は茶臼山動物園へ出張中とのことで、
母上のチョコさん10才と今年の始めに来園したカフカ君6才(今はもう7才)がいました。

チョコさん


カフカ君


そして、お隣はライオン一家です。

 母上のゆうきさん6才

 息子、ゆうひ君1才

父上のアキラ君7才(現在8才)(奥)
手前はゆうひ君ですが、将来のタテガミの基がちょっと生えてとんがり頭になっています。

アムールトラさん達は、てくてく歩いており、
ライオンさん達は、休息のひとときを送っているようでした。


こんな位置情報版もありました。


さて、
ホッキョクグマ舎へ向かっている途中だったのです。
また戻ってくるとして、猛獣館を後にします。


おまけ。
数十分後の猛獣舎。
いいお顔の2頭。

精悍な顔つきで、前を向くアキラ君

ココア嬢


date:2014.9.30
location:釧路市動物園