こちらでは、アフリカゾウが一家で暮らしております。
父アフ君は仕切りで区切られた隣のスペースに、女性陣の母リカさん、長女媛(ひめ)嬢8才、次女砥愛(とあ)嬢1才は、一緒の運動場に出ています。
リカさん。
到着してすぐ、媛嬢が近くにやって来てくれました。
こんな雨のなか、物好きねぇ、
と挨拶してくれたのかな?
左から、リカさん、媛嬢、砥愛嬢、アフ君(奥)。
皆様歩いていましたが、末っ子砥愛嬢だけは土掘りに熱中しているようです。
そんな砥愛嬢の
様子を見に行く姉上。
そんなことはお構い無しで、土掘りに没頭する砥愛嬢。
土掘りを止めた後、浅い水をジャバジャバジャバ~っと
水しぶきをあげて遊んでおります。
ジャバジャバの後は、土掘りの続き。
器用に後ろ向きに歩く砥愛嬢。
天真爛漫ですね、砥愛嬢は。
室内への扉は閉まっておりますが、人間用でしょうか、すぐ横の小さい出入口は開いているので、体の小さい砥愛嬢だけ屋内に入れます。
隣のアフ君とリカさん、媛嬢が集まっています。
なにかお話し中。
アフ君の前まで来ました。
そして、ふと横を向くと、
媛嬢が接近して、目の前にいらっしゃいました。
ちょっとびっくりしてしまいました。
気配も感じさせず、忍び寄る媛嬢! (笑)
まだいますよ~。
どことなく繊細な感じですね、媛嬢は。
授乳タイムです。
美味しかったかな?
娘ふたり、土掘り中。
同時にアフ君も土掘り、同じ仕草をしていました。
大きさの違いが分かりますね。
鼻で前脚をはらうような仕草をする媛嬢。
鼻でおしくらまんじゅう。
(厳密には、鼻vs頭)
この後、あまりの雨にアフリカゾウ舎の前にある2階のレストランにしばし退散。
レストランは貸し切り状態でして、アフリカゾウ舎がよく見える窓際に陣取り、じゃこ天うどんを食べながら、ぞうさん達を眺めます。
12時過ぎに、飼育員さんが給餌に来まして、
その後、女性陣の方は屋内への扉を開けてもらえたので、皆様屋内へ退散です。
寒いし、雨もひどいですから、その後はほとんど外へ出て来ませんでした。
しかしながら、アフ君の方は、扉が閉まったままでしたので、ずっと外にいらっしゃいました。明らかに、アフ君は中に入りたそうでしたけどね。
男は辛いよ、といったところでしょうか。
そうして、午後3時。
雨もあがって、
女性陣は、入れ替わり立ち替わり、ちょこちょこ外へ顔を出します。
しかし、基本的には外に出たくないようで、すぐ屋内へ入ってしまいます。
入りたいけど入れない、アフ君。
リカさんはアフ君とちょっと挨拶して、すぐ屋内へ。
待って~、と言ってるような鼻使いのアフ君。
それを知ってか知らずか、すたすた行ってしまうリカさん。
アフリカゾウの国内飼育数が少ないので、貴重なファミリーです。
数々の困難を乗り越えて、今の家族の形があります。
末っ子砥愛嬢はその天真爛漫ぶりからみて、このまますくすく育ってね、という感じですが、人工哺育で育った媛嬢は繊細な印象を受けましたし、行く末を見守りたいですね。
おまけ。
アフ君とリカさんの第2子、砥夢(トム)君。
今は多摩動物公園におります。
(2014.10.24多摩動物公園)
鎖がついた重りみたいなものを踏んづけていました。
アフ君・リカさん・媛嬢・砥愛嬢
アフリカゾウ
とべ動物園
2014.12.16