2014/09/01

動物園も人口減社会 読売新聞

将来、動物園から飼育動物が減り、見れなくなる動物が出てくる問題は以前から度々取りあげられていますね。
今日の読売新聞の朝刊では1ページを使って、この問題についてイラスト付きでとりあげられていました。
以下はざっと要約です。


YOMIURI INFOGRAPHICS 2014.9.1 17ページ
見る  動物園も人口減社会

少子高齢化は人間社会だけでなく、国内の動物園でも進んでいて、将来はゴリラや象は激減、2030年にはペルシャヒョウやマカロニペンギンは絶滅する。
背景には、野生生物の厳格な国際取引制限を定めたワシントン条約や、新興国での需要による動物の購入価格高騰が影響している。
動物園の取り組みとして、JAZA(日本動物園水族館協会)は、希少種の血統登録を作り、飼育情報をデータベース化、全国の動物園から適合ペアを判定して繁殖計画を進めたり、海外では珍しい動物とトレードで海外から希少種を導入したりしている。
動物園の入園者数は年々減っており、厳しい環境にあるが、一方で、動物園は絶滅に直面した動物たちの種の保存の役割も担っている。





国内動物園などの飼育数

1990年 ラッコ:93頭 / アフリカゾウ:63頭 / ニシゴリラ:49頭 / マカロニペンギン:57羽 / ペルシャヒョウ:8頭
2010年 ラッコ:34頭 / アフリカゾウ:46頭 / ニシゴリラ:23頭 / マカロニペンギン:20羽 / ペルシャヒョウ:6頭
2030年 ラッコ:10頭 / アフリカゾウ:  7頭 / ニシゴリラ: 6頭 / マカロニペンギン:  0羽 / ペルシャヒョウ: 0頭






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