上野動物園でお花見イベントの一つ、
「日本の動物に春の味覚をプレゼント」シカ編
に、参加してみました。
エゾシカのQ君とニホンカモシカのナギ君に、
春の野菜などのプレゼントがありました。
イベント直前のQ君。
角が立派です。
手前まで来て、様子をうかがっております。
横顔。
今日は何やらあるらしい...
プレゼントの前に、飼育員さんによるエゾシカとカモシカのお話がありました。
エゾシカの紹介
ニホンジカの一種で北海道に生息。寒いところにいるしかなので、体が大きい。
カモシカの紹介
シカと名が付いているが、牛の仲間。
目の下にぽちっとしたものが付いていて、すし酢のような甘酸っぱい汁がでる。
それを木など出っ張っているところにすりつけ、縄張り主張する。
シカの角は、毎年生え換わる。ボロッと落ちた後生え換わりが早い。
最初は皮におおわれて生えてくる。中に血管も通っており、さわると少し熱い。
また、汗腺もあり、汗をかくため触るとちょっとぬるっとしている。洗ってもすぐ落ちないくらい脂っぽい感じ。
夏ごろまでに立派な角になる。おおわれていた皮が取れ、白っぽい完成系の角になる。
その角をよく見ると、ごーやのようにごつごつしている。成長過程で栄養を送るために血が通っているが、完成すると血が通わなくなりその痕が残り、でこぼこになる。
角が完成する秋には、恋の季節になる。それまでおとなし目だった性格が荒々しくなる。
カモシカの角は、少しずつずっと伸び続ける。
といったようなお話。
Q君はいったんお部屋に戻り、
いよいよ、春の野菜がふるまわれます。
いろいろな所に野菜を置きます。
そして、Q君登場。
プレゼントをいただく模様がこちら。
すいすい食べていましたね。
上のほうにいるナギ君。
ナギ君も最後には、
こちらに顔を向けてくれました。
菜の花かな?
すぐになくなってしまいました。
ナギ君も、
むしゃむしゃと、
お食べです。
夕方、帰り際に再び立ち寄ってみますと、
こんな感じの、
おふた方。
上野動物園内の桜も、きれいに咲いていました。
Q君、ナギ君
エゾシカ、ニホンカモシカ
上野動物園
2016.3.29
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