横浜市の3か所(西区役所・野毛山動物園・中央図書館)にて、
「シロクマ大ピンチ!」巡回展が開催されています。
只今の期間(12/5~12/17)は、野毛山動物園内、しろくまの家にて展示中でして、
拝見させていただきました。
しろくまの家。
エントランス。
入ってすぐのところには、
大人用のパネルが展示してあります。
ホッキョクグマについて
ホッキョクグマのくらし①
ホッキョクグマのくらし②
ホッキョクグマと地球温暖化①
ホッキョクグマと地球温暖化②
わたしたちにできること。
やってみよう!冬の省エネ!
「生物多様性と地球温暖化を知るためのヒント・ブック」
パネルには、野毛山動物園、西区役所、中央図書館からそれぞれ紹介図書が掲載されています。
紹介者3名の顔写真付きでしたので、こちらでは紹介図書の部分だけ一部載せておきます。
そして、
子供用パネルが続きます。
子供用なので、大人用と比べると目線が下に来るよう低く設置してあります。
↑こんなやせ細ったホッキョクグマは見たくありませんね。
省エネ、ゴミ削減、旬の食べ物を食べる、
頑張りましょう。
さて、
展示会場の「しろくまの家」ですが、
現在ではホッキョクグマは飼育されておらず、
1960年末に建設完成したホッキョクグマ舎を改装して、
来園者の方が自由に中の様子を拝見出来る施設になっています。
せっかくなので、
一緒にご紹介しておきます。
オスの寝室。
中にフィギア1頭いらっしゃいます。
お隣に、メスの寝室。
通路を挟み、
産室と記録室。
記録室には、階段を登ると産室の天井の上に設置されたビデオカメラが見えます。
産室。
中には藁が敷いてあります。
屋外の展示場跡には、
一番上に、母グマと子グマのフィギア。
下りたところに、
もう一頭の子グマ。
野生のホッキョクグマの生息数の減少により、厳しい輸入制限が設けられ、
日本の動物園でも飼育個体数が減り、今ではホッキョクグマに会える動物園や水族館が非常に限られる現状の中、
野毛山動物園の「しろくまの家」で、「シロクマ大ピンチ!」展を拝見するのは感慨深いですね。
IUCN(国際自然保護連合)では、先月、
気温上昇による海氷の生息地の縮小で、35年~40年後にはホッキョクグマの生息数が30%以上減少する確率が高い、との発表がありました。
シュミレーションと統計によって、これまでの見通しより早く海氷の減少が進むという結果が出たそうです。
また、こういった気候変動によって、世界各地で生存が危ぶまれるきのこ類や魚、植物についても発表がありました。
全世界的に人類が取り組まなくてはいけない問題に発展してしまった地球温暖化・気候変動ですが、まずは、身近に出来るところから頑張って行きましょう。
野毛山動物園
2015.12.8
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