2014/10/14

朝のアミメキリン、スカイとコハネ /釧路市動物園 <北海道の動物園をめぐる旅 その3>

ホッキョクグマ舎から右に進むとすぐの端の方にキリンの運動場があります。

キリンさん達が見えてきましたよ!
それに、これがキリンの観覧席ですね!

釧路市動物園では、2008年にアフリカゾウのナナさん、2009年にケープキリンのキリコさんが他界してから、動物園のポピュラーな動物の代名詞ともいえるゾウ・キリンがいなくなってしまっていましたが、釧路市民の奥様方がキリンを釧路市動物園に贈るための市民団体を立ち上げ、募金を集めた結果、昨年の9月におびひろ動物園から子供のアミメキリン、スカイ君がやってきたのでした。

ゾウやキリンは、昨今では「動物園のポピュラーな動物」とも言えなくなっている日本の動物園事情、しいては生息地の野生動物の現状がありますので、釧路市動物園へのキリンの贈呈も、容易ではない中の出来事なのです。当初はアメリカからの購入を念頭に置いていたため、高額な購入資金を目標にしたわけですが、最終的に国内からキリンが来ることになり、浮いた資金の一部で建てられたのがこのキリンの観覧席です。

(スカイ君)
スカイ君はおびひろ動物園から移動の際、一度移送箱から逃亡を図るという逸話の持ち主でもあります。

そして、今年5月にスカイ君とペアを組むべく東京っ子(羽村市動物公園)で、顔のハートマークがチャーミングなコハネ嬢がやってきたのです。
(見返り美人風 コハネ嬢)
コハネ嬢も、釧路市動物園へ到着後すぐ、慣れていないのでスカイ君とは分けてお部屋に入れましたが、仕切りをかいくぐってスカイ君と同じ部屋へ行ってしまって2頭一緒になってしまったという逸話の持ち主です。


左がスカイ君で、右がコハネ嬢。(共に2才)
仲良く草を食べているようです。コハネ嬢の目の下あたりにハートマークが見えますね!
コハネ嬢が来園した時には、写真などで拝見したかぎりでは、体格はコハネ嬢の方がやや大きいように思いましたが、今では同じぐらいに見えます。


さて、「ちょっと~、忘れないでよ!」と言われそうなので、
キリンさん達の隣の方々。
ダチョウのジョン君(この時は16才でしたが、誕生日が10月7日と記されていたので、もう17才ですね。)と、グラントシマウマの小夏さん(8才)のおしり。(おしりからで失礼、小夏さん)

ダチョウのヨーコさん。(生年月日不明)

ジョン君は、近づくと寄ってきましたが、ヨーコさんは落ち着いた様子で、少し離れたところからじーっとこちらを見ていました。


そしてまた、ホッキョクグマ舎へ戻ります。


date:2014.9.30
location:釧路市動物園

0 件のコメント:

コメントを投稿