2014/10/17

アメリカビーバーのぱくぱくタイム /釧路市動物園 <北海道の動物園をめぐる旅 その6>

ビーバー舎とカワウソ舎は隣り合わせ、同じ生息地チーム(北アメリカ)です。
ということで、
カナダカワウソのお食事の次は、すぐにお隣でアメリカビーバー、菊丸君のお食事です。



カナダカワウソさん達の時と同じ飼育員さんが、給餌と共に、アメリカビーバーについてのお話してくださいました。

菊丸君は、柳の枝をカリカリと食べておりました。
枝を持つグーの手が素敵です。

飼育員さんが好物の高野豆腐を差し出すと、受け取った後水に潜ってから再上陸して、高野豆腐を食べ始めました。飼育員さんいわく、人間が嫌いなんだとか。

 これまた、素敵な歯形です。

高野豆腐は、以前はそのままカリカリ食べていましたが、年のせい(といっても5才)か、今は少し湿らせてから食べるそうです。高野豆腐は、低カロリー高タンパクなので、その昔あげてみたら好きだったみたいです。

菊丸君は釧路生まれで、兄弟が25~6頭おり、その末っ子。
その父上と母上は、去年、一昨年と相次いで他界してしまい、今では一人ぼっち。
ビーバーやカピバラなどは鼻と目と耳が一直線に位置していて、水中に潜ったとき、顔を全部出さなくても水面に少し鼻をあげるだけで目も耳も見えるようになっており、弱い動物だけどよくできている。(以前上野動物園でカピバラさんのお話を聞いた時、泳ぎが得意で、身の危険を感じると水中へ逃げるとおっしゃっていたのを思いだしました。)
毛は、中の方は密集した短い細い毛になっているので、皮膚が濡れない。(上の写真でも、よく見ると、水滴が弾かれているように見えますね。)

などなど、お話しいただきました。




菊丸君が高野豆腐を全部食べ終わるまで居たかったのですが、
次のアザラシ・オタリアのぱくぱくタイムの時間になってしまったので、
やむなくその場を離れたのでした。

date:2014.9.30
location:釧路市動物園

0 件のコメント:

コメントを投稿