2014/10/23

レッサーパンダーのぱくぱくタイム /釧路市動物園 <北海道の動物園をめぐる旅 その11>

アフリカタテガミヤマアラシ、テンテン君のお食事の後は、お隣のレッサーパンダさん達のお食事です。


少し待っていると、飼育員さんがやってきました。
竹の棒の先に果物を挟んで付け、来園している子供たちが一人ずつレッサーパンダさん達にあげるようです。

コーアイ(光愛)さん・10才とメイメイ(美美)君・15才、2頭おりました。

コーアイさん。メイメイ君よりも立派な体格です。

メイメイ君。ひょいひょいっと毛先が曲がった長いひげが印象的です。

レッサーパンダの給餌は他園で何度か見たことがありますが、いずれも飼育員自身さんが餌をあげていたので、竹に餌を挟んでお客さんが実際あげるというスタイルは、初めてです。

ちびっこ達が餌の付いた竹をレッサーパンダさん達の口元へそろそろっと差し出します。竹が長い分狙いも定めにくいので、あげるちびっこも、もらうレッサーパンダさんも集中力を発揮です。
ですので、給餌のペースがすごくゆっくりで、レッサーパンダさん達も、ささっと食べれず、頑張って身を乗り出して、ゲットします。
おかげで、見ている人はじっくり観察できます。


コーアイさんが身を乗り出して、口を開けています。

いただきます。


メイメイ君も、あーん。
いただきました。


食べ方もそれぞれ。コーアイさんは片手持ち、メイメイ君は両手持ちのようです。




そして、他のお客さんの質問に飼育員さんが答えておりましたが、コーアイさんのほうが若いですが、先に入園しているので、メイメイ君より、ちょっと強い立場のようです。
そういえば、メイメイ君の方が動作が遠慮がちのような...

しかし!そんなメイメイ君にも利点もあります。
ぱくぱくタイムが始まってすぐ、コーアイさんが何度かメイメイ君にあげようとしていた分も食べてしまいましたので、メイメイ君に同情が集まり、その後の順番の子供たちはメイメイ君に餌をあげていました。結果的にメイメイ君が得したような...
うまくできております。

と、レッサーパンダさん達のお食事の様子を堪能いたしました。
下の写真は、レッサーパンダについての特徴についての掲示版です。
東京農業大学の学生さんが学芸員実習で作成されたようです。出来立てほやほや。
立派です。じっくり拝見させていただきました。


date:2014.9.30
location:釧路市動物園

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