売店とお食事の提供もある休憩所です。
壁には、いろいろ掲示されており、ホッキョクグマのミルク嬢のウェルカムボードと、今年の干支の馬にちなみシマウマの紹介、そして、エゾモモンガの人工飼育とシマフクロウの飼育についての紹介がありました。
まず、「保護されたエゾモモンガの人工飼育について」。
保護された生後間もないエゾモモンガの人工飼育は極めて難しい中、昨年3頭保護したうちの1頭が人工飼育に成功、その過程が掲載されています。
すごく小さい。体重7~8グラムですよ!
歯が曲がってしまったりと、人工飼育ゆえの苦労もあります。
こちらは、「歓迎!ミルク」ボード。
小さいころの男鹿水族館でのミルク嬢。
ミルクさんへ続く血筋。ホッキョクグマ家系図。
今年は午年ということで、チャップマンシマウマのヒメさんとグラントシマウマの小夏さんの紹介とともに、シマウマのうんちくが展示されています。
(ヒメさんは、今年4月に推定35才で他界されました。)
ここからは、シマフクロウについてです。
野生下140羽とは、本当に少ないですね。
日本の環境省では、ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高い絶滅危惧ⅠA(CR)ですし、世界規模のIUCNでも絶滅危惧IB(EN)に指定されています。
「シマフクロウの飼育状況と目標について」
以下は、部分拡大です。
シマフクロウの種別調整園である釧路市動物園の取り組みがよく分かります。
北海道の動物園4園が協力し合って、より多くのシマフクロウが巣立つといいですね。
この後は、ホッキョクグマのツヨシさんに会いに正門方面へ戻ります。
date:2014.9.30
location:釧路市動物園
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